ふるえ

「手が震える…」その症状、パーキンソン病ですか?

〜脳神経内科専門医が教える「震え」の正しい見分け方〜

その「震え」にお悩みではありませんか?

「最近、手が震えるようになった」
「字を書くときに手が思うように動かない」
「じっとしていると手が勝手に動く気がする」

このような症状があると、
「パーキンソン病ではないか」「脳の病気ではないか」
と不安に感じる方は少なくありません。

医学的には、震えのことを**「振戦(しんせん)」**と呼びます。
しかし実際には、震えの原因はパーキンソン病だけではありません
体質によるもの、加齢に伴うもの、薬の影響、あるいは震えではない別の運動障害の場合もあります。

脳神経内科では、「どんなときに、どのように症状が出るか」を丁寧に診察することで、原因を見極めていきます。

震えの原因を見分けるポイント

〜「いつ」症状が出ますか?〜

震えの診断で最も重要なのは、
症状が出るタイミングです。

じっとしている時に震える

👉 パーキンソン病などが疑われます

何かをすると震える

👉 本態性振戦などが考えられます

字を書くときだけ、手がうまく動かない

👉 書痙(しょけい)という病気の可能性があります

※これは震えと間違われやすい運動障害です。

主な原因となる病気について

本態性振戦(ほんたいせいしんせん)

最も多くみられる震えの原因です。

パーキンソン病

脳内の神経伝達物質(ドーパミン)が減ることで起こる病気です。

書痙(しょけい)

「震え」と誤解されやすい、別の運動障害です。

その他の原因

早めに受診をおすすめする症状

このような場合は、早めの専門医受診が大切です。

当クリニックでの診療について

当院では、脳神経内科専門医が

を行い、
「震えなのか」「震えではないのか(書痙など)」を含めて丁寧に診断します。
すべての方に検査を行うわけではなく、必要な検査のみを選択します。

院長からのメッセージ

震えや書きにくさは、日常生活や仕事に大きな影響を与えます。
「年のせいだから」「気のせいかもしれない」と我慢されている方も多くいらっしゃいます。

しかし、原因が分かれば対処できる症状は少なくありません
パーキンソン病であっても、早期に治療を始めることで、これまで通りの生活を続けることが可能です。

不安を一人で抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。